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2006年08月18日

人民解放軍海軍の詳細

人民解放軍海軍の5つの兵種は

1.水上艦艇
2.潜水艦
3.航空隊
4.海兵隊
5.沿岸警備隊

で、これらから3つの艦隊が編成されている。

各艦隊は以下の海域に直接出動できる

北海艦隊:黄海・東シナ海
東海艦隊:台湾海峡
南海艦隊:南シナ海

総兵力=26万(うち徴集兵4万、海軍航空隊2.5万人)、
3個艦隊
「北海艦隊」(司令部・山東省青島、 鴨緑江から連雲港に展開)
「東海艦隊」(司令部・浙江省寧波、連雲港南方から東山に展開)
「南海艦隊」(司令部・広東省湛江、東山からベトナム国境/南沙・西沙諸島に展開)

保有艦艇約740隻;
潜水艦69隻(夏級攻撃原潜1隻、漢級ミサイル原潜5隻、094型ミサイル原潜航行試験中、通常型潜63隻(キロ級4隻、ロメオ級30隻、明改級16隻、ゴルフ級1隻)、 ミサイル駆逐艦21隻(杭州/ソブレメンヌイ級2隻、旅海(ルハイ)級1隻、旅湖(ルフ)級2隻、旅大(ルダ)級16隻)、フリゲート約42隻(江衛(ジァンウェイ)級12隻、江湖(ジァンフ)級30隻)、 作戦機(戦闘機・爆撃機約700機、武装ヘリ約45機

航空隊は水上艦艇、潜水艦を空から援護する。
海兵隊と沿岸警備隊は海岸線に配備され、本土と沿岸にある島々を防御する。


これまで人民解放軍海軍の組織は4段階の行政・指揮系統から構成されていた。

人民解放軍海軍司令部
艦隊司令部
海軍基地司令部
作戦単位

である。

しかし、2003年の軍再編により、海軍基地司令部が行政・指揮系統として扱わ
れなくなったため、3段階の組織構成(海軍司令部、艦隊、作戦単位)になっ
ている。ただ、葫蘆島海軍基地(遼寧省)だけは海軍で唯一、原潜部隊を指揮
する基地として機能している。


海軍司令官は上将である。
多くの副司令官、政治委員、数名の副政治委員たちが補佐する。
参謀部は海軍参謀長がトップで、「作戦」「政治」「兵站」「装備」の4部門
を監督指揮する。(この4部門は人民解放軍の4総部を反映している)
海軍は独立作戦能力を持つが、他の軍種との統合作戦の一部としても機能する。

3つの艦隊はそれぞれ、数多くの水上艦艇と潜水艦部隊、1個航空部隊、地域沿
岸警備隊から編成されている。艦隊司令官は中将で、艦隊司令部がある軍区の
副司令官でもある。各艦隊は大小さまざまな基地、飛行場、兵站支援・修理施
設を持つ。管轄区域は沿岸領域となっている。3つの艦隊は独立して作戦する
ことが可能であるが、お互いに緊密な連携を保っている。


作戦にあたって、水上艦艇と潜水艦は、艦隊の枠を超えてさまざまなサイズの
任務部隊を編成することが可能である。平時は整備や演習に都合がいいように
艦種ごとに群単位でまとめられている。群司令は上級大佐で、群は2~3つの
隊から編成される。ひとつの艦隊は通常、2個戦闘艦群・1個潜水艦群(通常型)
・1個高速攻撃艇群・1個支援艦艇群から編成される。北海艦隊ではこれに加え
て1個原潜群が、東海・南海艦隊では1個揚陸艦群がそれぞれ付与されている。


海軍航空隊は飛行師団と独立連隊から編成され、艦隊の隷下にある。各師団・
連隊は空中要撃、近接航空支援、海洋爆撃、偵察、輸送の任にあたる。空軍と
似た組織形態を取っており、師団・連隊・群・飛行隊からなる。各艦隊は1~2
個戦闘機師団、1個爆撃機師団、1~2個独立特殊作戦連隊を保有する。また、
特定艦艇に搭載されたヘリ連隊も保有する。

海兵隊は広東省湛江に1個海兵師団を置く。編成は陸軍の野戦師団に似ている。
沿岸警備隊は地上に配備されている対艦ミサイル、対空砲(AAA)、地対地ミ
サイル(SAM)システムを運用する。連隊と数個大隊で編成されている。

■編成
北海艦隊
 航空集団(3個師団)
  番号不明海軍航空師団
  番号不明海軍航空師団
  番号不明海軍航空師団

 駆逐戦隊(3個) 
  番号不明駆逐戦隊
  番号不明駆逐戦隊
  番号不明駆逐戦隊(未確認)

 潜水戦隊(4個)
  1潜水戦隊
  2潜水戦隊
  12潜水戦隊
  62潜水戦隊

 水陸両用戦隊(1個)
  番号不明水陸両用戦隊

 警備戦隊(1個)
  番号不明警備戦隊

東海艦隊
 航空集団(2個師団)
  4海軍航空師団
  6海軍航空師団

 駆逐戦隊(3個) 
  3駆逐戦隊
  6駆逐戦隊
  8駆逐戦隊

 潜水戦隊(2個)
  22潜水戦隊
  42潜水戦隊

 水陸両用戦隊(2個)
  番号不明水陸両用戦隊
  番号不明水陸両用戦隊(未確認)

 警備戦隊(2個)
  番号不明警備戦隊
  番号不明警備戦隊

南海艦隊
 航空集団(2個師団)
  8海軍航空師団
  9海軍航空師団

 駆逐戦隊(3個) 
  番号不明駆逐戦隊
  番号不明駆逐戦隊(未確認)
  番号不明駆逐戦隊(未確認)

 潜水戦隊(1個)
  32潜水戦隊

 水陸両用戦隊(2個)
  番号不明水陸両用戦隊(未確認)
  番号不明水陸両用戦隊(未確認)

 警備戦隊(2個)
  番号不明警備戦隊
  11警備戦隊

 海兵隊(2個旅団)
  1海兵旅団
  2海兵旅団

■人事
海軍司令員
 張定発上将(退役が決まっており、後任は副総参謀長の呉勝利中将)
海軍副司令員
 鄭宝華少将[前職 大連艦艇学院](05/08~)
  鄭宝華氏は、1948年生まれ、河北豊南出身。
  丁一平中将[前職 海軍副参謀長](06/08~)

【参考】
sinodefence.com
コモ辞書
GlobalSecurity.org

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